心身のケアが大事

出産は女性にとって非常に大きな仕事のひとつです。
働く女性たちは通常の仕事の他にお腹の中の赤ちゃんを育てる仕事があるのですから、産休を取得する前から心身ともにかなり過酷な状態になります。
マタニティブルーや産後うつという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
出産という大きな仕事の直前や直後に精神的に非常に弱くなったり、今までの生活とはまったく異なる生活になかなかなじむことができず、心身ともに疲れてしまったりする状態です。
急に涙もろくなったり、ひどい場合には死にたいと思ってしまうこともあります。
このような状態では、育休終了後職場復帰をしなさいといわれても、なかなか思うように仕事ができない状態になってしまいます。

そこで、育休中の空いている時間を活用して、行っておかなくてはならないのが心身のケアです。
出産後は特に今までより人数が増え、授乳など昼夜を問わない仕事が待っているので女性の心身は疲労しやすくなっています。
体が疲れているときに赤ちゃんに泣かれたりすると、ストレスを感じてしまうこともあります。
そこで赤ちゃんが寝ているとき、体力をつけるための運動を行ったり、体をほぐすためのストレッチなどを行うと良いでしょう。
また、心を癒すために好きな音楽を聴いたり、好きな香りでリラックスしたり、たまには赤ちゃんを預かってもらって旦那さんとデートを楽しむのも良いですね。
仕事に復帰してしまえば仕事と家庭の両立が加わり、今までより一層過酷な状態になっていきます。
その状況を乗り越えるための心身の準備をしておくことが大切です。